Out There

観劇と旅行と日記

Stay, I Pray You 歌詞和訳 アナスタシアより

[イポリトフ伯爵]

How can I desert you

How to tell you why
Coachmen hold the horses
Stay, I pray you
Let me have a moment
Let me say goodbye
To bridge and river
Forest and waterfall
Orchard, sea, and sky
Harsh and sweet
And bitter to leave it all
どうして去ることなどできよう
どう訳を伝えればいいのだ
少しだけ待ってくれ
しばし貴方に祈りを
時間をくれないか
別れを告げたいのだ
橋に、河に、森に、滝よ
果樹園、海に空よ
厳しくも優しい私の故郷
すべてを置いていかねばならぬとはなんと辛いことか
 
[アンサンブル]
I’ll bless my homeland
Till I die
How to break the tide
We have shed our tears
And shared our sorrows
Though the scars remain
And tears will never dry
I’ll bless my homeland
Till I die
故郷に祈りを捧げよう
命尽きる日まで
流れに逆らうことなどできようか
涙を流し
悲しみを分かち合った
それでもこの傷は消えることはない
涙が乾くこともないだろう
故郷に祈りを捧げよう
命尽きるその日まで
 
[アーニャ]
Never to return
戻ることはないでしょう
 
[ディミトリ]
Finally breaking free
ついに自由だ
 
[アーニャ・ディミトリ]
You are all I know
You have raised me
貴方は私が知る唯一の人
貴方が私を育ててくれた
 
 
[ヴラド]
How to turn away
How to close the door
どう背を向ければいい
とうドアを閉じるのか
 
 
[アーニャ・ディミトリ・ヴラド]
How to go where I have
Never gone before
行ったこともない場所でどう生きていくのか
 
 
[アンサンブル]
How can I desert you
How to tell you why
どうして去ることなどできよう
どう訳を伝えればいいのだ
 
[全員]
Coachmen hold the horses
Stay, I pray you
Let me have a moment
Let me say goodbye
Harsh and sweet
And bitter to leave it all
I’ll bless my homeland
Till I die
少しだけ待ってくれ
しばし貴方に祈りを
時間をくれないか
別れを告げたいのだ
厳しくも優しい我が国よ
すべてを置いていかねばならぬとはなんと辛いことか
故郷に祈りを捧げよう
命尽きるその日まで
 
[アーニャ・ディミトリ]
I’ll bless my homeland
I’ll bless my homeland
故郷に祈りを
故郷に祈りを
 
[アーニャ]
I’ll bless my homeland
Till I die
故郷に祈りを捧げましょう
命尽きるその日まで
 
 
~ここから余談~
 
まだ飽きていませんでした。笑
今回はStay, I Pray Youを訳してみました
全体的に直訳気味で訳しましたが「わが故郷に愛を」という訳詞が温かみがあって好きでした
Coachmen hold the horsesという歌詞に関しては御者に馬を止めるよう頼む意ですが場面的には沿わないので、ただ待ってくれというような訳にしてみました
 
にしてもアニメーション版でラスプーチンが歌っていたIn the Dark of the Nightがこんな形で生まれ変わると思いませんでしたね
曲調もロックから厳かな祈りの曲に変わって...
ブロードウェイで観劇したときにも途中から知ってるメロディーが流れてきて驚いた記憶があります笑
郷愁を呼び起こす曲を挿入してくるのも歴史的に移民の多いアメリカを感じますね
今のように飛行機など交通機関が発達しているわけでもなく、ああやって追われる身であれば想像できないような覚悟を持って故郷を去っていったのでしょうね
エリス島をはじめ移民の多い地域にある博物館に行くと必ずと言ってもいいほど故郷を去らねばならなかった悲しみがひしひしと感じられます
この曲を聴くたびにもし自分が日本を捨てねばならない状況に陥ったら去ることができるのか考えてしまいます
 
ブロードウェイ公演時のものなので結構古い内容ですが素敵だなと思ったのでアナスタシアに関する置いておきます
(すーごくざっくり要約するとこの曲は故郷を去る経験をした人には誰にも共感してもらえるものだろうというような話です。ライターの方はホンジュラスを去った経験があり、美しい風景以外にも暴力など嫌な思い出もあるが、アナスタシアと同じように自分も死ぬまで故郷を想い、祝福するだろう と。)
 
一旦このまま記事をあげますが後ほど追記して↑のインタビューをもうちょっと訳すかもしれないです。気が向けば...笑